高級売春クラブの経営者が、自らの意思を貫いた。
自殺という悲劇ではあるが、中途半端なGWでのぼせきった
ロスジェネの頭脳には、大いに刺激になったのではないか。
「監獄より死を」という覚悟が、私たちには必要だ。
以前、明日自殺できる覚悟で生きる、という小文を書いたが、
まさにそれだと思う。恵まれた世界に生きた旧人達には
理解不能であろうが、ロスジェネはこれを高感度でもって
理解できるはずだ。
その日暮らし、低賃金、マイホーム可能性ゼロ、過重労働でも
水道代危ない年収、いろいろあるだろう。何しろ、この国は
ファンタジックにおかしく、信じがたい事象にまみれた国なのだ。
博士号とっても
ワーキングプアお約束のこの国。中国人の愛国ゆえの暴行は是認
してしまう警察がどんどん増えていくこの国。秋葉原の
パフォーマンスが鎮圧されるこの国。増税すれば浄土があると
信じてしまうこの国。お坊さんが重要文化財に鼻高々になって
カスタマーを見下げてしまうこの国。恐竜展の反響がいまひとつで
再生医療やゲノム解析でもブーム去ってからオールジャパンになって
しまうこの国。今でもサラリーマン目指して授業料500万くらいの
わけわからない私立大学に浪人して入っちゃう若者がまだいる
この国。学問よりも資格よりも実務よりも学歴に、まだ心理が
傾いてしまうこの国。金利がちょっとあがっただけで魚が
食えなくなるこの国。営業力とかいいつつ、小学校中退者で
そろってしまうこの国。絶対に重視すべきでない部署を褒め称えて
金一封が成果主義なのにありえてしまうこの国。なぜか
チープな恋愛・推理小説ばかりヒットしてしまうこの国。
わかりやすければOKといって、結局無気力に走るこの国。
セックスは何度目のデートで行われるべきかを悩んでしまうこの国。
子連れの親はやたら動物的な体格と顔つきの金髪ばかりだという
この国。父親=肥満=しっかり食べて愛妻家というアンチメタボ
概念を克服できないこの国。煙草は毒物であるという見識が未だ
普及できていないこの国。アメリカンドリームはほんの一握りの
鉱脈だという基本がわからないこの国。英語公用語化への理解が
ジャイアントパンダよりも劣っているこの国。日本語の美しさを
訴えすぎて景気対策を話し合う時間がとれなくなったこの国。
数年後、北朝鮮か中華帝国から核弾頭を食らうかもしれないこの国。
ボランティアなのに社会主義運動のリーダーだと自分を勘違い
してしまうこの国。
GWは終わりだ。目を覚まして明日に向かって生きよう。そして、いつも唱えよう。
「心にいつも監獄と拳銃を」