つつある。道のりは長いけれど、この国のアンコールワットが
いつしか栄華を取り戻すのではないか、とすら思いたくなる。
その境に、私達の国の凋落もあるのかもしれない。
いつの日か、少なくなった私達の子孫が、菓子でメタボになった
体を揺すって、1ドル紙幣をオネダリしながら何処かのダンサーの
真似事をする時が来ないとも限らない。歴史は常に流転している。
そして、今、終わらんとするアフリカの国がある。
そう。
ジンバブエ
である。
失業率80%、インフレ率10万%。最早産業が成立する水準
ではない。内紛で奪い合って飯を食うのだろうか。為政者は
せっせと蔵から非常食でも出してしのいでいるのだろうか。
この国の独裁者は、一日でも長く永遠の将軍でありたいこと
だろうが、飢餓と辛苦に生きる万民は、彼の死を祈り続けて
いるのではないだろうか。選挙すらも銃撃や暴動でさえぎられる
現実、それこそ暴力が法律を蹂躙する、類人猿にすら軽蔑
される社会構造なのかもしれない。
ロスジェネの中には、希望は戦争のみであるとする一派があるらしい
が、本当に戦争でいいのか?いくら生活改善と逆転を求めても、
ジンバブエになれば、それはかなうまい。





